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水道水の安全性について

毎日使用している水道水。蛇口をひねれば水が出る事が当たり前になっています。日本ではその水をそのまま飲める、世界でもトップクラスに水道水の安全性が高い国です。

 

そのいっぽうで水道水は美味しくないとか匂いが気になると言ったイメージをもち飲料水にするのには抵抗を感じる人がいるのも事実です。

少し前にはミネラルウォーターを買うことに対しお金をだして水を買うなんてという声もありましたが、今では家にウォーターサーバーを設置しているご家庭も多くなっています。

 

では、実際のところ水道水は飲めるのでしょうか?安全性は?

今回はこのような点にについて。書いていきたいと思います。

 

 

水道水は飲んでも大丈夫?味は?

 

「水道水はそのまま飲んでも大丈夫?」そんな疑問をお持ちの方もいるかもしれません。しかし日本の水道水は水道法に基づく水質基準に適合することが求められています。水質基準は、飲用し続けても健康上問題がないよう厳しく定められています。

 

「水道水を飲んでも問題ないって言っても、味はおいしくなさそう」そんイメージを持っている方も多いかもしれません。一昔前は、「水道水はまずくて飲めない」とよく言われていました。

しかし最近では浄水処理技術の向上により水質も非常に良く、味も優れたものとなってきています。東京都などでは、水道水のおいしさをPRするためペットボトル入りの水道水を配布・販売していたりします。

ただ原水の汚れがひどい地域やその時期などによっては、浄水処理では除去しきれないプランクトン等によって生臭さが生じたり、反対に消毒用の塩素のにおいが強く感じられることがあります。

水質に問題はなくても、水道管の劣化によってサビなどが生じることもあるようです。

水道水の味は風味は、地域や住環境によって変わることがあるようです。

 

水道水の水質基準の話

 

先ほども触れましたが日本の水道水は、厳しい検査基準をクリアしているのが特徴です。詳しく言えば「水道法第4条」と呼ばれる法律に沿って「51項目の水質基準」「26項目の水質管理目標設定項目」の基準をクリアしていなければなりません。

 

水道水の中には微量の有害物質・汚染物質が存在していることもあります。しかし有害物質の基準値も厳しい条件が定められているため、含有量0ではないものの、日常的に飲んでも害はない水準まで抑えられています。

さらに日本の水道水は世界基準となるWHOの定める数値の5分の1程度と世界規模でもより低く厳しい管理がなされています。

 

蛇口から出てくる水道水の不安点

 

先ほどから述べているように浄水場で複数のろ過・浄水処理を行った水は、そのまま飲んでも健康に問題ありません。

しかし浄水処理後の水道水を水道管へ通した際に、水道管の劣化等が原因で微量の鉄さびや鉛など、不純物が後から含まれる危険性があります。

蛇口から出る水道水の色が赤くなったり匂いや味が鉄臭い等の異変を感じたら家の中の水道管を確認してみたほうが良いかもしれません。

最近では、水道管の材質も変わって、錆びにくいステンレス鋼管や、錆びない塩化ビニル管などへ切り替わっており配管内部の錆が蛇口から出る水道水を悪くすることもありません。

 

このように日本の水道水は世界基準で見ても厳しい管理がされておりとても安全でおいしい水だと言えます。

しかし水道管や蛇口等の状態によってその安全性や味などが左右される事があるようです。

ご自宅のお水に不安を感じる事があれば水道管や蛇口の見直しや浄水器の設置を検討するのもいいかもしれません。

 

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