台風シーズン、見落としがちな「排水対策」で家を守る
投稿日:2025.09.15
台風といえば「屋根の飛散」や「窓ガラスの破損」を心配される方が多いですが、実は大雨による排水トラブルも木造住宅を傷める大きな原因のひとつです。普段はあまり意識しない部分ですが、台風シーズン前に排水経路を整えておくことが、雨漏りや床下浸水のリスクを減らす鍵になります。
台風が来る前にチェックしておきたい排水対策
雨樋の点検と掃除
雨樋が落ち葉や泥で詰まっていると、雨水があふれ出し、外壁や基礎を直撃します。外壁のシミや腐食、シロアリ被害にもつながりかねません。特に庭に大きな木があるお宅は、シーズン前に必ず掃除しておきましょう。
側溝・排水桝のチェック
庭や敷地内の側溝、排水桝に泥やゴミがたまっていないか確認しましょう。排水が滞ると、敷地内に雨水が溜まりやすくなり、最悪の場合は床下浸水の原因になります。ホースで水を流してみると、詰まりがないか簡単に確認できます。
庭の水はけ対策
地盤が低い場所や土が多い庭は、大雨時に水が溜まりやすいものです。砕石を敷いたり、水路を作ったりするだけで、雨水が建物に近づきにくくなります。小規模な対策でも効果は大きいので、長雨が続く前に見直してみましょう。
排水ポンプの確認(浸水リスクのある地域)
地下室や低地にある住宅では、排水ポンプの稼働確認も欠かせません。いざという時に動かなければ意味がありませんので、通電チェックをしておくと安心です。
台風前チェックリスト(排水対策編) ✅
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雨樋に落ち葉や泥が詰まっていないか確認した
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側溝・排水桝にゴミや土砂が溜まっていないか確認した
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ホースで水を流し、排水経路がスムーズに機能するか試した
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庭に水が溜まりやすい場所を確認し、応急的に排水路を確保した
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地下室や低地の住宅は、排水ポンプが正常に作動するか点検した
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排水経路に物置や鉢植えなどを置いていないか確認した
専門家からのアドバイス
台風被害と聞くと「風」に意識が向きがちですが、実際には「水」による被害も少なくありません。雨樋、側溝、排水桝といった排水経路は、普段の暮らしでは目立たない存在ですが、台風時には大切な防衛ラインとなります。
「屋根よりもまず足元の水の流れを整えること」――これが、木造住宅を長持ちさせるための台風対策の第一歩です。
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