お風呂
家の水漏れはどこから?場所別の原因と対処法を現役水道屋が解説
家の水漏れは、まず「どこから漏れているのか」を確認しましょう
家の中で突然水漏れを見つけると、「早く止めないと」と慌ててしまうと思います。
ただ、水漏れと一口に言っても原因はさまざまです。
蛇口からポタポタ漏れている場合もあれば、シンク下を開けて初めて水漏れに気づくこともあります。トイレでは床が濡れる水漏れだけでなく、便器の中へ少しずつ水が流れ続けているケースもあります。
また、壁や床が濡れている場合には、見えている場所そのものが水漏れの原因とは限りません。
私たちが実際に水漏れ修理へ伺うと、お客様が「ここから漏れていると思う」と考えていた場所とは別のところに原因が見つかることも珍しくありません。
そのため、水漏れを見つけたときは、いきなり部品を交換したり分解したりするのではなく、
「どこから水が出ているのか」
を確認することが最初の一歩です。
水が勢いよく漏れている場合は、原因を探すことよりも先に止水栓や水道の元栓を閉め、水を止めてください。
それでは、家の中で水漏れが起こりやすい場所を順番に見ていきましょう。
蛇口からの水漏れ
家の中でも特に水漏れが起こりやすい場所の一つが蛇口です。
ただし、「蛇口から漏れている」といっても、漏れる場所によって考えられる原因が違います。
吐水口からポタポタ水が止まらない
蛇口を閉めても先端から水がポタポタ落ち続ける場合、単水栓や2ハンドル混合水栓ではコマパッキンなどの劣化、シングルレバー混合水栓では内部のカートリッジなどの不具合が考えられます。
ハンドルやレバー、蛇口の根元から漏れる
ハンドルやレバーの周辺、蛇口の根元などから水がにじんでくる場合もあります。
パッキンなどの消耗部品で直ることもありますが、長く使用した蛇口では本体そのものが劣化していることもあります。
そのため、古い蛇口の場合は部品交換だけでなく、蛇口本体を交換した方がよいケースもあります。
蛇口からの水漏れについては、既存記事の「蛇口の水漏れ原因と直し方|ポタポタ水漏れするときの対処法を解説」で詳しく紹介しています。
キッチン・シンク下からの水漏れ
「キッチンのシンク下が濡れている」というご相談もよくあります。
シンク下が濡れていると、排水管や排水ホースから漏れていると思われる方も多いのですが、実際の現場では必ずしもそうとは限りません。
現場で多いのがシャワーホース付き水栓からの水漏れ
私たちが修理へ伺って比較的よく見かけるのが、シャワーホース付きキッチン水栓のホース部分からの水漏れです。
シャワーホース付き水栓は、蛇口の先端を引き出して使えるため非常に便利ですが、長年使用しているとホース部分などから水が漏れることがあります。
ここから漏れた水がホースを伝ってシンク下へ落ちるため、お客様から見ると、
「シンク下の排水管から漏れている」
ように見えることがあります。
しかし、実際には上にある蛇口側が原因だったというケースがあります。
シンク下で確認したい場所
シンク下が濡れている場合は、
- シャワーホースや水栓本体
- 給水管・給湯管との接続部分
- 排水トラップ
- 排水ホースや排水管
- シンクと排水金具の接続部分
などを確認します。
水を流したときだけ漏れるのか、蛇口を使っていなくても漏れているのかを見ることも、原因を絞る手掛かりになります。
シンク下の水漏れについては「シンク下の水漏れ原因と応急処置方法|放置すると危険な理由とは」でも詳しく解説しています。
トイレからの水漏れ
トイレの水漏れは、まず「どこに水が出ているのか」を確認することが重要です。
便器の中へ水が流れ続けている
水を流していないのに便器の中へチョロチョロと水が流れ続けている場合は、トイレタンク内部の部品に原因がある可能性があります。
例えば、
- フロートバルブ
- ボールタップ
- オーバーフロー管
などです。
水道修理ネクストでは、これらの部品の仕組みや故障についても個別の記事で詳しく紹介しています。
トイレの床が濡れている
一方、床が濡れている場合は、
- 給水管や止水栓
- タンクとの接続部分
- ウォシュレット
- 便器と床の接続部分
- 結露
など、さまざまな原因が考えられます。
特に注意したいのが、床が濡れている場所だけを見て原因を決めつけないことです。
上の方で漏れた水が便器を伝って床まで流れていることもあります。
トイレについては、今後「トイレの水漏れ原因」の記事を入口として、タンク内部の部品や症状別の記事へ分かりやすくつなげていきます。
洗面台からの水漏れ
洗面台もキッチンと同じように、上からの水漏れと収納部分の中で起こる水漏れがあります。
確認したいのは、
- 蛇口
- シャワーホース
- 給水・給湯管
- 排水管
- 排水金具
- 接続部分
などです。
特にシャワー付き洗面水栓では、キッチンと同様にホース部分から水が漏れて洗面台下の収納部分へ落ちることがあります。
収納していた物が濡れて初めて水漏れに気づくこともあるので、濡れている場合は中の物を一度取り出して、水がどこから伝ってきているのか確認してみましょう。
お風呂からの水漏れ
浴室はもともと水を使う場所なので、水漏れなのか通常使用した水なのか分かりにくい場所でもあります。
蛇口やシャワー周辺では、
- 吐水口
- シャワーホース
- 水栓本体
- 壁との接続部分
などから水漏れすることがあります。
また、壁の中を通っている給水管や給湯管から漏れている場合は、目で見ただけでは原因が分からないこともあります。
蛇口を使用していないのに水が出続ける、壁や床の特定部分がいつも濡れているなどの場合は、配管からの漏水も疑います。
洗濯機まわりからの水漏れ
洗濯機まわりでは、
- 洗濯機用蛇口
- 給水ホース
- 蛇口とホースの接続部分
- 排水ホース
- 排水口
などから水漏れすることがあります。
洗濯機は一度に多くの水を使用するため、給水ホースや排水ホースが外れると大量の水が出る可能性があります。
特に洗濯機用蛇口を開けたまま使用しているご家庭では、ホースや接続部分の状態も時々確認しておくと安心です。
「洗濯機に水が出ない」という相談もあります
水漏れとは少し違いますが、私たちのところには時々、
「洗濯機に水が入らなくなった。蛇口が壊れたのでしょうか?」
というご相談があります。
もちろん蛇口側が故障していることもありますが、実際に確認すると、洗濯機の給水ホースを接続する部分にあるストレーナーにゴミが詰まっているだけということがあります。
ストレーナーは、水と一緒に入ってきた小さなゴミなどが洗濯機内部へ入るのを防ぐための網状の部品です。
ここが詰まると蛇口から水が出ていても、洗濯機へ十分に給水できなくなることがあります。
機種によって構造は異なりますが、蛇口を閉めてから給水ホースを外し、ストレーナーを掃除することで改善する場合があります。
こうした症状であれば、必ずしも水道業者を呼ばなくてもご自身で直せることがあります。
作業する場合は必ず蛇口を閉め、洗濯機の取扱説明書でストレーナーの位置や掃除方法を確認してください。
給水管・給湯管・水道管からの水漏れ
蛇口やトイレなど目に見える器具ではなく、家の中を通っている配管そのものから水漏れすることもあります。
配管は、
- 壁の中
- 床下
- 天井裏
- 屋外
- 地中
などにも通っています。
そのため、配管からの水漏れは蛇口の水漏れより原因を特定するのが難しいことがあります。
例えば天井から水が落ちている場合でも、真上が漏水箇所とは限りません。
配管から漏れた水が梁や配管などを伝い、少し離れた場所から出てくることもあります。
水なのかお湯なのかを切り分けることもあります
私たちが漏水箇所を調べる際には、状況によって給水側から漏れているのか、給湯側から漏れているのかを切り分けて考えることがあります。
その一つが給湯器側のバルブです。
給湯器への給水を止めたときに水漏れの状態が変化したり止まったりすれば、給湯配管側に原因がある可能性を考えることができます。
反対に変化がなければ、給水管など別の場所を調べていきます。
ただし、給湯器や配管設備は住宅によって構造が異なります。
どのバルブか分からない場合や操作に不安がある場合は、無理に触らず専門業者へ相談してください。
どこから水漏れしているのか分からないときは水道メーターを確認
「床が湿っている気がする」
「水道料金が急に高くなった」
「水の音はするけれど、どこから漏れているのか分からない」
このような場合は、水道メーターを確認することで漏水している可能性を調べることができます。
家の中の蛇口やトイレ、洗濯機など水を使う設備をすべて止めた状態で、水道メーターのパイロットを確認します。
何も水を使っていないのにパイロットが動き続けていれば、どこかで水が流れている可能性があります。
ただし、水道メーターで分かるのは基本的に、
「水がどこかで使われている可能性がある」
というところまでです。
メーターを見ただけで、壁の中なのか床下なのか、トイレなのか屋外なのかまで特定できるわけではありません。
目に見えない場所で漏れている場合には、漏水調査が必要になることもあります。
水漏れを見つけたら、まず水を止めましょう
水漏れを見つけたら、原因が分からなくてもまず被害を広げないことが大切です。
器具ごとの止水栓で止められる場合は止水栓を閉めます。
止水栓の場所が分からない、大量に漏れている、止水栓を閉めても止まらない場合は、水道メーター付近にある元栓を閉めることで家全体の水を止められます。
その後、
- 漏れた水をタオルなどで拭き取る
- 水を受けられる場合はバケツなどを置く
- 濡れて困る物を移動する
- 水漏れ箇所や周辺を写真に残しておく
などを行います。
電気設備やコンセント付近まで水が回っている場合は、感電などの危険があるため不用意に触らないでください。
詳しい対応については「水漏れしたときの応急処置|自分でできる対処方法を解説」でも紹介しています。
少しの水漏れでも放置しない方がよい理由
蛇口から一滴ずつ落ちる程度だったり、配管から少しにじんでいる程度だったりすると、
「まだ使えるから大丈夫」
と思われることがあります。
しかし、水漏れは自然に直ることはほとんどありません。
少量の水漏れでも長期間続けば、水道料金だけでなく、床や壁、収納内部などを傷める原因になることがあります。
また、見えないところへ水が回ると、カビや腐食などにつながる可能性もあります。
「水道トラブルを放置してはいけない理由|水漏れ修理の重要性」の記事でも詳しく紹介していますので、少量の水漏れだからと長期間放置しないようにしてください。
水漏れしたらどこへ連絡すればいい?
水漏れを自分で直せない場合でも、すべてのケースで同じところへ連絡するとは限りません。
例えば、
持ち家なのか賃貸住宅なのか
によっても対応が変わります。
賃貸住宅では、自分で水道業者を手配する前に管理会社や大家さんへ連絡した方がよいケースがあります。
また、水道メーターより道路側の設備なのか、宅地内の設備なのかによっても対応先が異なる場合があります。
水漏れしたらどこへ連絡すればいい?
水漏れを見つけたとき、「水道局へ連絡するの?」「水道業者を呼べばいいの?」と迷われる方も多いと思います。
実際には、水漏れしている場所や住宅の状況によって連絡先が変わります。
例えば、水道メーターより道路側なのか宅地内なのか、持ち家なのか賃貸住宅なのかなどによって、誰が対応するのか、どこへ連絡するのかが異なる場合があります。
水漏れしている場所による責任区分や連絡先について詳しく知りたい方は、「水漏れしたら、まずどこへ連絡すればいい?」の記事で詳しく解説しています。
一方、自分で水道修理業者を探す必要がある場合には、「どの業者へ頼んでも同じ」というわけではありません。
料金だけで判断するのではなく、見積内容や会社情報、地域での施工実績なども確認することが大切です。
修理業者へ依頼するときの選び方については、「【広島】水漏れしたらどこに電話?今すぐできる対処法と修理業者の選び方」で詳しく紹介しています。
水漏れによる被害は保険が使える場合もあります
水漏れが原因で床や壁、家財などに被害が出た場合、加入している火災保険などの補償内容によっては保険が使えるケースがあります。
ただし、
水漏れした配管や蛇口そのものの修理費
と、
水漏れによって発生した建物や家財への損害
は分けて考える必要があります。
保険の契約内容によっても異なるため、詳しくは「保険を使って水漏れ修理はできるの?」の記事で紹介しています。
自分で直せる水漏れと業者へ相談した方がよい水漏れ
水漏れが起きたからといって、すべて水道業者を呼ばなければならないわけではありません。
原因がはっきりしていて、簡単なパッキン交換などで直せるものであれば、ご自身で修理できる場合もあります。
今回紹介した洗濯機のストレーナー清掃のように、業者を呼ばなくても簡単な掃除で改善することもあります。
一方で、
- どこから漏れているのか分からない
- 壁や床下、天井などから漏れている
- 給水管や給湯管から漏れている
- 水が大量に出ている
- 一度修理しても水漏れを繰り返す
- 蛇口や設備がかなり古くなっている
といった場合は、無理に分解せず水道業者へ相談した方がよいでしょう。
大切なのは、何でも自分で直すことでも、何でもすぐ業者へ依頼することでもありません。
原因と水漏れの程度を確認して、その状況に合った対処をすることです。
広島で水漏れに困ったときは水道修理ネクストへ
水道修理ネクストでは、広島市・呉市・廿日市市・東広島市などで、蛇口、トイレ、キッチン、給水管・給湯管などさまざまな水漏れ修理に対応しています。
水漏れ修理で大切なのは、濡れている場所だけを見てすぐに部品を交換することではなく、どこから水が漏れているのか原因をきちんと確認することです。
実際の現場では、シンク下が濡れている原因がシャワーホース付き水栓だったり、水が出ない洗濯機がストレーナーの掃除だけで改善したりと、お客様が最初に想像していた原因とは違うこともあります。
私たちは実際に現場を確認したうえで、修理で対応できるのか、部品交換が必要なのか、設備そのものを交換した方がよいのかを判断し、その状況に合った方法をご提案しています。
「水漏れしているけれど、どこからなのか分からない」という場合も、お気軽に水道修理ネクストへご相談ください。
蛇口の水漏れ原因と直し方|ポタポタ水漏れするときの対処法を解説
蛇口の水漏れは「どこから漏れているか」を確認することが大切です
「蛇口からポタポタ水が止まらない」
「レバーの下から水がにじんでくる」
「蛇口を使うと本体のまわりが濡れる」
蛇口の水漏れといっても、症状はさまざまです。
私たち水道屋が実際に蛇口の水漏れ修理へ伺ったときも、まず確認するのは「どこから水が漏れているのか」です。
蛇口の先端からポタポタ漏れている場合と、ハンドルやレバーの根元から漏れている場合、蛇口本体やシャワーホースから漏れている場合では、考えられる原因が違います。
また、同じ症状でも蛇口の種類や使用年数によって、パッキンなどの部品交換で直せる場合もあれば、蛇口本体を交換した方がよい場合もあります。
まずは慌てて蛇口を分解せず、水漏れしている場所を確認してみましょう。
蛇口のどこから水漏れしていますか?
蛇口の水漏れは、漏れている場所によって原因をある程度絞り込むことができます。
蛇口の先端からポタポタ水が漏れる
蛇口をしっかり閉めても吐水口からポタポタと水が落ち続ける症状です。
昔からある単水栓や2バルブ混合水栓では、内部にあるコマパッキンやスピンドルなどの劣化が原因となることがあります。
一方、キッチンや洗面台などで現在よく使われているシングルレバー混合水栓では、内部のバルブカートリッジなどの不具合が考えられます。
つまり、同じ「蛇口の先からポタポタ漏れる」という症状でも、蛇口の種類によって修理する部品が違います。
単水栓や2バルブ混合水栓の構造や修理方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
シングルレバー混合水栓のカートリッジなどについてはこちらをご覧ください。
ハンドルの根元から水が漏れる
ハンドル式の蛇口では、蛇口を使用したときにハンドルの根元から水がにじんでくることがあります。
内部のパッキンやスピンドルなどが劣化している可能性があります。
蛇口の先端からのポタポタと違い、「水を出しているときだけ漏れる」こともあるので、確認するときには水漏れするタイミングも見てみましょう。
シングルレバーの下や本体周辺から水が漏れる
キッチンや洗面台で多く使われているシングルレバー混合水栓では、レバーの下や蛇口本体の継ぎ目などから水が漏れることがあります。
カートリッジなど内部部品の劣化が原因の場合もありますが、本体そのものが経年劣化しているケースもあります。
そのため「カートリッジを交換すれば必ず直る」というわけではありません。
水漏れ箇所と蛇口の使用年数、補修部品が残っているかなどを確認して、修理か本体交換かを判断します。
蛇口の取り付け部分から水が漏れる
壁付水栓では壁との接続部分、キッチンや洗面台の台付水栓ではシンク下・洗面台下の接続部分などから水が漏れることがあります。
この場合は蛇口本体だけではなく、接続部分や給水・給湯側に原因があることも考えられます。
特に収納内部など見えにくい場所で少量ずつ漏れていると、発見が遅れることがあります。
シャワーホースから水が漏れる
キッチンや洗面台には、シャワーヘッドを引き出して使えるタイプの蛇口があります。
このタイプでは、長年使用することでシャワーホースが劣化し、ホースの途中などから水漏れすることがあります。
キッチンの場合、漏れた水がホースを伝ってシンク下へ流れ込むため、一見すると排水管から水漏れしているように見えることもあります。
実際の修理現場でもよく見かける症状です。
シンク下が濡れている場合の原因の見分け方については、「シンク下の水漏れ原因と応急処置方法|放置すると危険な理由とは」で詳しく説明しています。
まず自宅の蛇口がどのタイプなのか確認しましょう
蛇口は見た目だけでなく、内部の構造も種類によって違います。
代表的なものには、
- 単水栓
- 2バルブ混合水栓
- シングルレバー混合水栓
- サーモスタット混合水栓
などがあります。
単水栓や2バルブ混合水栓ではコマパッキンやスピンドルなどを使って水を止めるものがあり、シングルレバー混合水栓ではカートリッジによって水量や温度を調節するタイプが一般的です。実際、既存の詳しい修理記事でもそれぞれ異なる内部部品と修理手順を紹介しています。
そのため、ホームセンターなどでパッキンを購入する前に、自宅の蛇口がどのタイプなのかを確認することが重要です。
蛇口の水漏れを見つけたときの応急処置
水漏れが続いている場合は、修理するまで水を止めておくことで被害を抑えられます。
止水栓を閉める
キッチンや洗面台の蛇口では、収納内部に止水栓が設置されていることがあります。
水側とお湯側の2か所ある場合は、どちらから漏れているか分からなければ両方閉めます。
浴室の蛇口では、水栓本体の取り付け部分に止水機能が付いているタイプもあります。
止水栓が見つからない場合や水漏れが激しい場合には、水道メーター付近にある家全体の元栓を閉める方法もあります。
ただし、長期間触っていない古い止水栓は固着していることがあります。無理に力をかけると別の水漏れにつながることがあるため、動かない場合は無理に回さないでください。
タオルや容器で水を受ける
少量の水漏れであれば、修理までの間タオルや容器などで水を受けておきます。
特にシンク下や洗面台下へ水が流れている場合は、収納物を取り出し、濡れた部分をできるだけ早く乾かしてください。
蛇口のパッキン交換は自分でもできる?
単水栓や一部の2バルブ混合水栓などでは、原因がコマパッキンなどの消耗部品であれば、自分で交換できる場合があります。
ただし「蛇口からポタポタ漏れる=パッキンを交換すれば直る」とは限りません。
シングルレバー混合水栓ではカートリッジが使われていますし、メーカーや品番によって使用する部品も異なります。カートリッジ自体が製造終了している場合には部品交換ができないこともあります。
また、古い蛇口では分解中に別の部品が破損したり、固着した部品が外れなかったりすることもあります。
DIYで修理する場合は、必ず止水したうえで蛇口のメーカー・品番・構造・適合部品を確認してから作業してください。
部品修理と蛇口本体交換、どちらがいい?
水漏れしたからといって、必ず蛇口本体を交換する必要はありません。
比較的新しい蛇口で原因となる部品が特定でき、補修部品も供給されているのであれば、部品交換で修理できることがあります。
一方で、
- 長期間使用している
- 複数箇所から水漏れしている
- レバーやハンドルの動きも悪い
- 本体に腐食や傷みがある
- 補修部品が製造終了している
- 修理しても別の部分が故障する可能性が高い
といった場合には、本体交換をおすすめすることがあります。
ここは**「何年経ったら必ず交換」という年数だけでは決められません。**
実際に東広島市八本松で対応したTOTOのシングルレバー水栓では、20年以上使用され、カートリッジの不具合で動きが硬くなり、本体にも少量の水漏れがありました。調べると補修部品も供給終了していたため、部品修理ではなく水栓本体を交換しています。
このように、水漏れ箇所だけでなく蛇口全体の状態を見て、修理と交換のどちらが適しているか判断することが大切です。
蛇口を使っている場所によっても確認するポイントが違います
同じ蛇口でも、キッチン・浴室・洗面台・洗濯機では使われている水栓や起こりやすいトラブルが違います。
キッチンの蛇口
キッチンではシングルレバー混合水栓が多く、引き出し式シャワーホースが付いているものもあります。
蛇口からのポタポタだけでなく、本体やシャワーホースからシンク下へ水が漏れるケースにも注意が必要です。
修理サービスについてはこちらです。
お風呂の蛇口
浴室では2バルブ混合水栓のほか、温度を設定して使用するサーモスタット混合水栓も多く使われています。
吐水口だけでなく、シャワーホースや切替部分などから水漏れすることもあります。
洗面台の蛇口
洗面台ではシングルレバー水栓やシャワーホース付き水栓などが使われています。
洗面台下の収納が濡れている場合は、蛇口本体だけでなくシャワーホースや給水・給湯接続部分なども確認します。
洗濯機用の蛇口
洗濯機用水栓では蛇口本体だけでなく、給水ホースとの接続部分から水漏れすることもあります。
また、水が出ない場合には蛇口の故障ではなく、洗濯機側の給水口にあるストレーナーなどへゴミが詰まっているケースもあります。
家のほかの場所からも水漏れしている場合は
蛇口だけではなく、トイレ、シンク下、洗面台、給水管・給湯管など、住宅にはさまざまな水漏れ箇所があります。
「蛇口なのか配管なのか分からない」「床が濡れているけれど原因が見えない」といった場合は、先に公開した「家の水漏れはどこから?場所別の原因と対処法」も参考にしてください。
※ここに水漏れ総合ハブへの内部リンクを設定。
広島で蛇口の水漏れ・修理・交換にお困りの方へ
水道修理ネクストでは、キッチン、浴室、洗面台、洗濯機など、ご家庭で使われているさまざまな蛇口の水漏れ修理・交換に対応しています。
水漏れしているからといって、最初から蛇口交換ありきで考えるのではなく、まず原因となっている箇所や蛇口全体の状態を確認することが大切です。
部品交換で対応できるのか、本体を交換した方が今後安心して使用できるのかは、蛇口の種類・使用年数・故障箇所・補修部品の有無などによって変わります。
まとめ|蛇口の水漏れは「場所・種類・使用年数」で考えましょう
蛇口の水漏れを見つけたら、まずはどこから水が漏れているのかを確認してみてください。
吐水口からポタポタ漏れるのか、ハンドルやレバーの根元なのか、本体なのか、シャワーホースなのかによって考えられる原因は変わります。
そして次に、自宅の蛇口が単水栓、2バルブ混合水栓、シングルレバー混合水栓、サーモスタット混合水栓などのどのタイプなのかを確認します。
比較的新しい蛇口で補修部品が供給されていれば部品交換で直せることもありますが、長期間使用した蛇口や補修部品が終了している蛇口では、本体交換の方が適していることもあります。
「ポタポタしているから、とりあえずパッキン交換」ではなく、症状と蛇口の状態を見て修理方法を判断する。
これが、私たちが実際の修理現場でも大切にしている考え方です。
ユニットバスと在来工法の違いとは?リフォーム前に知っておきたいポイント
はじめに
お風呂のリフォームを検討する際、まず知っておきたいのが「ユニットバス」と「在来工法(オーダー浴室)」の違いです。
どちらを選ぶかで、施工期間や費用、掃除のしやすさ、デザイン性などが大きく変わります。
この記事では、両者の特徴やメリット・デメリットを解説し、リフォーム前に押さえておきたいポイントを紹介します。
ユニットバスとは?
ユニットバスは、浴槽・壁・床・天井が一体化された工場製品で、現場で組み立てるタイプの浴室です。
特徴・メリット
-
工場生産で品質が安定している
-
施工期間が短く、3〜6日で完成することもある
-
床や壁が防水加工されており、掃除が簡単
-
保温性や断熱性が高いタイプが多い
-
デザインやサイズが豊富で選びやすい
デメリット
-
既製品のため、間取りやサイズが自由に選べないことがある
-
狭い浴室には圧迫感を感じる場合もある
在来工法(オーダー浴室)とは?
在来工法は、現場で壁や床を作り、浴槽や水栓を設置するオーダータイプの浴室です。
特徴・メリット
-
間取りや浴槽の形、素材を自由に選べる
-
高級素材や特殊デザインも可能
-
既存の浴室スペースに合わせた施工ができる
デメリット
-
施工期間が長く、2〜4週間程度かかることもある
-
防水処理や仕上げに技術が必要で、施工費が高め
-
掃除の手間がかかることがある(床の目地や素材による)
リフォーム前に知っておきたい選び方のポイント
1. 施工期間・費用のバランス
-
急ぎでリフォームしたい場合はユニットバスがおすすめ
-
デザインやこだわりを重視するなら在来工法
2. 掃除・メンテナンスのしやすさ
-
ユニットバスは防水一体型で掃除が楽
-
在来工法は素材によってカビや水垢が付きやすい
3. 断熱・保温性能
-
冬場に快適なお風呂を希望するなら、ユニットバスの断熱仕様や浴室暖房を活用
-
在来工法は断熱材や窓の工夫が必要
4. デザイン・間取りの自由度
-
在来工法は間取りや浴槽形状の自由度が高い
-
ユニットバスは規格サイズ内での選択
5. 将来的なメンテナンス性
-
配管や排水口の清掃や交換のしやすさも確認
-
ユニットバスは部品交換が簡単
-
在来工法は排水や防水に注意が必要
まとめ
ユニットバスと在来工法にはそれぞれ特徴があり、どちらを選ぶかでリフォームの費用・施工期間・使い勝手が大きく変わります。
-
短期間・掃除のしやすさ・コスト重視 → ユニットバス
-
デザイン性・間取りの自由度・こだわり重視 → 在来工法
リフォーム前には、家族のライフスタイルや浴室の使用頻度、予算を考慮し、どちらが自宅に合っているかをしっかり検討しましょう。
また、施工実績のある信頼できる業者に相談することで、後悔のないお風呂リフォームが実現します。
🟩 よくある質問(FAQ)
Q1. ユニットバスと在来工法の違いは何ですか?
A. ユニットバスは浴槽・壁・床が一体化した規格品で施工が早く掃除も簡単。
在来工法は現場で作るオーダータイプで、デザインや間取りの自由度が高いのが特徴です。
Q2. ユニットバスを選ぶメリットは?
A. 施工期間が短く、防水性・保温性が高く掃除も楽。規格サイズのため比較的費用も抑えやすいです。
Q3. 在来工法を選ぶメリットは?
A. 間取りや浴槽の形状、素材を自由に選べるため、こだわりのデザインや特殊サイズにも対応可能です。
Q4. 掃除やメンテナンスのしやすさはどちらが良いですか?
A. 掃除のしやすさはユニットバスが優れています。
在来工法は素材や目地によってはカビや水垢が付きやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
Q5. どちらを選ぶか迷った場合のポイントは?
A. 施工期間や費用、掃除のしやすさを重視するならユニットバス。
デザイン性や間取りの自由度を重視するなら在来工法がおすすめです。
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水道トラブルを放置してはいけない理由|水漏れ修理の重要性
知らないと危ない!水漏れ放置のリスクとは
「蛇口からポタポタ水が漏れているけど、少しだから大丈夫」――そんな油断をしていませんか?
水漏れを放置すると、水道料金の無駄はもちろん、住宅の劣化や健康被害、場合によっては火災や漏電など深刻なトラブルにつながることがあります。ここでは、水漏れを放置したときの主なリスクと、早めに修理する重要性について解説します。
1. 水道料金が高額になる
蛇口からの小さな水漏れでも、1日で数リットル、1か月では数百リットルもの水が失われます。トイレタンクや給水管の水漏れなら、その量はさらに増え、水道料金が数千円~数万円単位で高くなることも。
「たかが水滴」と放置すると、毎月の家計に大きな負担を与えます。
2. 住宅の劣化やカビの発生
シンク下や床下、壁の内部で水漏れが起きると、木材や内装材に湿気が溜まり、カビや腐食の原因となります。特に木造住宅では構造体の劣化が進行しやすく、シロアリを呼び寄せる可能性も。
さらにカビはアレルギーや喘息など健康被害を引き起こすため、小さなお子様や高齢者のいる家庭では要注意です。
3. 漏電や火災の危険性
水漏れが電気配線やコンセント周りに影響すると、漏電やショートが発生するリスクがあります。実際に水道トラブルが火災の原因となった事例も報告されています。水と電気は非常に危険な組み合わせであり、命に関わる事故につながる可能性もあるのです。
4. 修理費用が高額になる可能性
初期段階であればパッキン交換や部品交換で済むケースが多い水漏れですが、放置すると被害が拡大し、床材や壁紙の張り替え、配管の全面交換が必要になることも。
結果として修理費用は数倍に膨れ上がり、「早く直しておけばよかった」と後悔することになりかねません。
5. 自分でできる応急処置と専門業者への相談
軽度の水漏れならパッキン交換などで自分で直せる場合もあります。しかし、配管やトイレタンク、壁の中での水漏れは素人には難しく、誤った修理はかえって悪化させることがあります。
確実に解決するには、信頼できる水道業者へ相談するのが一番安心です。
まとめ|水漏れは早めの修理でトラブルを防ごう
水漏れは「小さなこと」と思って放置すると、
-
水道料金の増加
-
家屋の劣化やカビ被害
-
漏電や火災の危険
-
修理費用の増大
といった深刻なトラブルにつながります。
「水の音が気になる」「床が湿っている」など異変に気づいたら、早めに修理を依頼しましょう。信頼できる水道業者に相談することで、安心で快適な暮らしを守ることができます。
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ヒートショック対策を考えた浴室リフォーム
これまで書いてきたように家の中でも特にヒートショックを起こしやすいのが浴室とトイレです。
今回はヒートショックの予防に効果の高い浴室リフォームついて書いてみたいと思います。
ヒートショック対策に効果のある浴室リフォーム、洗面脱衣所リフォーム
ヒートショックを予防するための浴室リフォームは、温度差を減らし、体への負担を軽減するために非常に重要です。リフォームを通じて、浴室内外の温度差を調整し、より快適で安全な入浴環境を作ることができます。
在来工法の浴室からシステムバスへのリフォーム
在来工法の浴室は壁や床がタイルで作られるため、システムバスに比べて冷たく寒いことが多いです。
在来工法に比べてシステムバスは断熱材を使用したパネルや浴槽が標準仕様となっており、保温性が高い構造になっています。
-
- 壁や床、天井に断熱材が組み込まれており、外気温の影響を受けにくいです。
- 浴槽自体も断熱効果がある素材を使っていることが多く、湯温が冷めにくいのが特徴です。
-
在来工法の浴室では、タイルやモルタルなどが主に使用されますが、これらの素材は熱伝導率が高く、冷たい外気温が伝わりやすいです。
- 特に冬場はタイルの床や壁が冷たく感じやすく、体感温度が下がります。
これらの違いから在来工法の浴室からシステムバスにリフォームすることでぐっと寒さを軽減することができます。
さらにシステムバスにリフォームする際におすすめのポイントや設備をご紹介します。
浴室暖房換気扇
浴室暖房換気扇とは暖房、換気、乾燥、そして涼風といった機能を持つ装置でこれにより、浴室を一年中快適に保ち、湿気やカビ対策にも役立つ便利な設備です。
電気式のものとガス式のものがあります。
また、浴室だけでなく洗面脱衣所を温めることができる洗面所暖房器をセットで使えるものなどもあります。
通常の換気扇に比べて暖房換気扇の方が価格は高価になりますが、こちらの採用を検討してみるのも良いのではないかと思います。
【TOTO 浴室・洗面所あたたか快適セット】
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窓断熱
浴室の温度を下げる要因として大きいのが窓です。
浴室に窓がある場合浴室が断熱仕様になっていても窓から冷気が入ってきて浴室の温度を下げてしまいます。
この窓をペアガラスなどの断熱窓にしたり内窓を設置したりすることで浴室の断熱に大きな効果があります。
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高断熱浴槽
システムバスの浴槽は在来後方の浴槽に比べると断熱性能が高くなっていますが、さらに断熱性能を高めたこう断熱な浴槽があります。
システムバスリフォームの際は浴槽も通常の浴槽にするか高断熱の浴槽にするかを選べる様になっています。
通常浴槽に比べて高断熱浴槽の方が効果にはなりますがこちらの採用を検討してみるのも良いのではないかと思います。
浴室リフォームに使える補助金について
2024年は住宅省エネ2024キャンペーン補助金というものがありました。
2025年度も引き続き同様のキャンペーンが実施される予定です。
今回ご紹介した浴室リフォームは2025年度の補助金キャンペーンの中の「子育てグリーン住宅支援事業」に該当するものになると思われます。
2025年1月29日現在、この補助金については実施されることは発表されていますが、詳細な内容については決定していません。
2月初旬をめどに詳細について発表される予定の様です。
この補助金については詳細が発表され次第詳しくご紹介しようと思います。
浴室リフォームに使える補助金であればこれを有効活用して浴室リフォームを考えてみてはいかがでしょうか。
ヒートショックの起きやすいところ | 浴室
ここのところヒートショック現象とその対策について書いてきました。
ヒートショック対策としてはやはり家の中の温度差をなくすこと、家の中を暖かく保つことが重要だと思います。
では家の中でもどう言ったところで特にヒートショックが起きやすいのかというと・・・
ヒートショックの起きやすいところ
ヒートショックが起きやすい場所は、急激な温度変化がある場所です。家の中で特に注意が必要な場所は以下の通りです:
-
浴室
お風呂場は温度差が大きくなりやすい場所です。特に、暖かいお湯に入る前後で、浴室内外の温度差が急激に変化すると、血圧が急激に上下してヒートショックを引き起こすことがあります。 -
トイレ
トイレは比較的寒い場所にあることが多く、冬場にドアを開けると冷たい空気が流れ込み、体温との温度差が大きくなることがあります。トイレに行ったときの急激な温度変化も危険です。 -
玄関
玄関も外気温と室内の温度差が大きい場所です。特に外から帰ったときに急激な温度変化にさらされると、体への負担が大きくなります。 -
階段
特に2階建てや3階建ての家の場合、階段部分が寒くなりやすいです。暖房が効きにくい場所だと、温度差が体に負担をかけやすいです。 -
窓際や外壁に近い場所
外気温に近い場所(例えば、窓際や外壁沿い)は、温度が低くなりやすいので注意が必要です。
と言った感じです。
やはり浴室やトイレといった水回りは特にヒートショックに対する注意が必要な様です。
浴室の場合は洗面脱衣所や浴室の洗い場などが寒いことが多く特にヒートショックのリスクが高い場所です。お風呂に入るときの温度差が血圧に大きな影響を与えるため、注意が必要です。以下のような血圧の変化が考えられます。
1. 温かいお湯での血圧低下
お風呂に入って温かいお湯に浸かると、体温が上がり、血管が広がります(血管拡張)。血管が広がることで、血圧が低くなりやすくなります。特に長時間お湯に浸かっていると、体の血液が四肢に集中し、心臓への血液が一時的に減少することがあります。その結果、血圧が急激に低下することがあり、立ち上がった瞬間にめまいや立ちくらみを感じることもあります。
2. 急激な温度差による血圧変動
浴室に入る前と出る後の温度差が大きいと、体に急激な負担をかけることになります。例えば、寒い浴室から温かいお湯に浸かると、一気に体温が上昇しますが、お風呂を上がったときに急に寒い場所に出ると、血圧が急激に上がったり下がったりします。このような急激な温度変化が、血圧に大きな変動を引き起こし、特に高齢者や血圧に問題がある人にとっては、ヒートショックのリスクを高める原因になります。
3. 湯船から上がるときの血圧上昇
お湯から出たときには、血液が体全体に戻り、急に血圧が上昇することがあります。特に、お湯に浸かっている間にリラックスしていた血圧が急上昇すると、心臓に負担がかかり、場合によっては心臓に過剰なストレスがかかることもあります。急に立ち上がることで、血液が下半身に集まり、心臓に十分に血液が供給されなくなるため、血圧が急降下することもあります。
4. 心臓への負担
温かいお湯に浸かると、血管が広がり血流が増加しますが、その分、心臓が頑張って血液を全身に送るために働きます。特に、高血圧や心臓疾患がある場合、長時間お湯に浸かっていることで心臓への負担が大きくなり、血圧が上がり過ぎてしまうことがあります。
5. お風呂の入り方による影響
お風呂に入るときの入り方や体の状態によっても血圧変動の影響が異なります。例えば、急に湯船に入る、もしくは急に立ち上がると、体が適応する前に血圧が急変してしまうことがあります。特に、お風呂に入る前に水分補給をしないと、脱水状態になりやすく、血圧が安定しづらくなるので、十分な水分補給が重要です。
6. 高齢者や病歴がある場合のリスク
高齢者や高血圧、糖尿病、心臓疾患などの病歴がある人は、特に注意が必要です。お風呂はリラックスできる時間ですが、体調が不安定な場合、急激な血圧変動やヒートショックで意識を失うリスクもあります。
予防策
- お風呂の温度管理:お湯の温度は40度前後が理想的です。それ以上熱すぎるお湯は、血圧を急激に下げることがあります。
- お風呂の前後にゆっくりと体を慣らす:急にお湯に浸からず、足湯から始めて体を温め、ゆっくりと浸かるようにしましょう。
- 浴室内に暖房をつける:特に寒い季節には、浴室を暖房しておくことで温度差を減らし、血圧の急変を防げます。
- 急な動作を避ける:お風呂から出る際は、急に立ち上がらず、少しずつ体を慣らしてから立つようにしましょう。
お風呂はリラックスできる時間でもありますが、血圧の急変によるリスクを減らすために、少しの工夫が大切です。特に高齢者や病歴がある人には、予防策をしっかりと講じることが重要です。
今回はヒートショックの起きやすいところということで特に浴室について書いてみまして。
次回はトイレについて書いてみたいと思います。
ヒートショック対策としてのリフォーム
チャットGPTに聞いてみた、ヒートショック対策のリフォームとは
ヒートショック現象を防ぐ方法として注目されるのがリフォームです。
特にヒートショックの起きやすい水回りのリフォームは対策として効果的だと思われます。
そこでまずはチャットGPTに
「リフォームでヒートショックに対策する具体例は?」
と質問してみました。
その回答は
「リフォームでヒートショック対策をする方法は、主に室内の温度差を減らすことを目指して行います。具体的な対策としては、以下のようなものがあります:
1. 断熱性能の向上
- 壁や天井、床の断熱を強化することで、室内の温度が外気温に左右されにくくなります。これにより、寒暖差が減り、ヒートショックのリスクを軽減できます。
- 特に、窓やドアの断熱性能を高めることが効果的です。古い窓や隙間が多いドアは冷気を取り込みやすいため、二重窓や断熱ドアに交換することを検討すると良いでしょう。
2. 床暖房の導入
- 床暖房は、部屋全体を均一に暖めることができ、急激な温度変化を防ぎます。特に、脱衣所や浴室などの寒さを感じやすい場所に設置すると、寒暖差を減らすことができます。
3. 浴室の暖房設置
- お風呂場は冬場に寒くなりやすい場所で、ヒートショックの危険が高い場所です。浴室に暖房機能(暖房乾燥機や小型ヒーターなど)を追加すると、入浴前後の温度差を減らすことができます。
- また、浴室の壁に断熱材を入れたり、浴室専用の暖房設備を導入することも効果的です。
4. トイレや廊下の暖房
- トイレや廊下も、寒さが厳しくなる場所です。トイレには暖房便座を設置し、廊下には暖房パネルを取り付けると、全体的な温度差を和らげることができます。
5. 浴室と脱衣所の間にドアを設置
- 浴室と脱衣所の間にドアを設置して、浴室内の温度が脱衣所に伝わらないようにする方法です。これによって、脱衣所や他の部屋の温度が急激に下がるのを防げます。
6. エアコンや暖房の効率的な使用
- エアコンや暖房機器を使う際には、温度設定を極端に高くするのではなく、少しずつ暖かさを増していくことが大切です。急激な温度差を避けるため、暖房を一部屋だけでなく、家全体に広げる工夫をしましょう。
7. 温度センサーとスマート家電の活用
- 温度センサーを使って、家の温度を一定に保つようにするのも一つの方法です。たとえば、温度が一定の範囲を外れると自動で暖房をオンにするスマートサーモスタットや、タイマーを活用することで、入浴前に浴室を適温に保つことができます。
8. 風通しの改善
- 風通しの良い家は温度差を均一に保ちやすいです。リフォーム時に、換気扇の取り付けや窓の位置の調整を行い、室内の温度が均等になるように設計するのも有効です。
これらの対策を組み合わせることで、ヒートショックのリスクを大幅に減らすことができます。特に高齢者が住む家では、こうしたリフォームが健康を守るために非常に重要です。」
とのことでした。
勿論チャットGPTの回答が全て正しいわけではありません。
ですのでこの回答を受けて私なりにヒートショック対策として効果的な水回りリフォームを考えてみました。
ヒートショック対策として効果的な水回りリフォームとは
1.浴室リフォーム
・特に在来工法(床や壁がタイルのお風呂)からシステムバスへのリフォーム
・浴室暖房換気扇の設置
・浴室窓の断熱
2.洗面脱衣所リフォーム
・洗面脱衣所に浴室と連動した暖房換気扇の設置
・洗面脱衣所窓の断熱
3.トイレリフォーム
・暖房便座、温水洗浄便座の設置
・トイレ窓の断熱
・和式トイレから洋式トイレへのリフォーム
4.キッチンリフォーム
・キッチン窓や勝手口のリフォーム
などの水回りリフォームが考えられます。
勿論これら水まわりリフォームの他に家全体の断熱性能の向上なども行えば効果は大きいのですが、まずは比較的リフォームしやすく大きな効果を期待できる水回りからリフォームするのもお勧めです。
またの機会にヒートショック対策としての水まわりリフォームについて詳しく書きたいと思います。
浴室シャワー水栓のシャワーヘッドについて
最近ホームセンターや東急ハンズなどを除くと様々な種類のシャワーヘッドが売られています。
安価なものから数万円する高級なものまでいろいろです。
浴室のシャワー水栓に元々ついているシャワーヘッドを外して簡単に取り付けられるので、利用されている方も多いのではないかと思います。
そんなシャワーヘッドですがその種類によっては取り付けに際して注意が必要なものがあります。
私たちは蛇口の修理などでお客様のお宅によくいかせてもらいますが、お客さまがご自身で購入されて取り付けたシャワーヘッドが原因で蛇口に不具合が起きていることがあります。
今回はそんなシャワーヘッド交換の際に注意して保いいことについて書きたいと思います。
クリックシャワーとは?
様々な種類があるシャワーヘッドの中でもよく見かけるのがクリックシャワーと呼ばれるものです。
シャワーヘッドにシャワーを停めたり出したりするためのボタンがついているもので、洗髪の際などにとても便利なシャワーヘッドです。
TOTOなどのメーカーのシャワー水栓では最初からこのクリックシャワーヘッドがついているものもあります。
ホームセンターなどでもお手頃な価格のものから各種売られています。
クリックシャワー取り付けの際の注意点とは?
クリックシャワーが便利なのはシャワーを使っていて一時的に止めたい時に、水栓本体のレバーなどを閉めなくても手元のシャワーヘッドのボタンを押すだけでお湯を止められることです。
洗髪中などで目を開けられなくてもシャワーヘッドにボタンがついているのでとても便利です。
このクリックシャワーでお湯を止めたとき、水栓本体はお湯を出そうとしているのでシャワーホースに水圧がかかっています。
洗髪時など一時的な使用であればあまり問題はありませんが、ごく稀に常にこのクリックシャワーのボタンでお湯を止めている方がいらっしゃいます。
この状態だと常にシャワーホースに水圧がかかった状態で相当な負荷がかかっています。
この状態で放置していると段々シャワーホースが膨らんできて破れてしまうこともあります。
クリックシャワーを安全に取り付けるために
ではこの便利なクリックシャワーを安全に取り付けるにはどうすればいいのでしょうか?
先ほどのTOTOなどのメーカーで販売されている最初からクリックシャワーがついている水栓の場合は水栓本体とシャワーホースの間に調圧弁という部品がついています。
この調圧弁というのはクリックシャワーのボタンでお湯を止めた際に過度な水圧がシャワーホースにかからないように調節してくれるものです。
この調圧弁はメーカーなどで単体でも販売されています。
私たちがお客様のご要望で普通のシャワーヘッドをクリックシャワーに交換する際には必ずこの調圧弁も一緒に取り付けています。
ホームセンターなどで販売されている安価なクリックシャワーにはこの調圧弁が付属していないものも多くありますので、もしご自分でクリックシャワーを購入して取り付ける際にはこの調圧弁が付属しているものを選ぶようにしてください。
最後に
いくら調圧弁がついていてもやはり基本的な使い方としてはクリックシャワーは一時的にお湯を止めるものですので、シャワーが終わった際には必ず水栓本体でお湯を止めるようにしましょう。
そうすることでシャワー水栓もシャワーホースも、シャワーヘッドも長持ちします。
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蛇口の水漏れ修理方法|シングルレバー混合水栓の原因と直し方
シングルレバー混合水栓の水漏れはカートリッジだけが原因とは限りません
キッチンや洗面台などでよく使われているシングルレバー混合水栓。
1本のレバーを上下・左右に動かすだけで、水量や温度を調節できる使いやすい蛇口です。
一方、長く使用していると、
「レバーを閉めても蛇口からポタポタ水が落ちる」
「レバーの下から水がにじんでくる」
「レバーが以前より固くなった」
「しっかり閉めても水が完全に止まらない」
といった症状が出ることがあります。
このようなシングルレバー混合水栓のトラブルで、代表的な原因の一つとなるのがバルブカートリッジの劣化や不具合です。
ただし、ここで注意してほしいのが、
「シングルレバー混合水栓の水漏れ=すべてカートリッジが原因」ではない
ということです。
水栓の種類や構造、水漏れしている場所によっては、内部のパッキン類やほかの部品、水栓本体などが原因となっていることもあります。
この記事では細かな内部部品すべてを取り上げるのではなく、シングルレバー混合水栓で代表的な修理となるカートリッジ交換を中心に、水漏れしたときの考え方を解説します。
シングルレバー混合水栓とは?
シングルレバー混合水栓は、1本のレバーで水量と温度を調節するタイプの蛇口です。
キッチンや洗面台など、現在の住宅ではよく見かける水栓です。
昔からある単水栓や2バルブ混合水栓では、コマパッキンやスピンドルなどによって水を出したり止めたりするものがあります。
それに対してシングルレバー混合水栓では、内部のバルブカートリッジなどによって水量や温度を調節する構造のものがあります。
そのため、昔ながらの蛇口とシングルレバー混合水栓では、水漏れしたときに確認する部品や修理方法も違います。
単水栓・2バルブ混合水栓についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
シングルレバー混合水栓ではどんな症状が起こる?
水栓の種類によって異なりますが、シングルレバー混合水栓では次のような症状についてご相談いただくことがあります。
蛇口の先端からポタポタ水が漏れる
レバーを水が止まる位置まで動かしているのに、吐水口からポタポタ水が落ち続ける症状です。
カートリッジなど内部部品の劣化によって、しっかり止水できなくなっている可能性があります。
ただし、原因を決めつけず、水栓の種類や状態を確認することが大切です。
レバーの下や水栓本体から水が漏れる
水を出したときにレバーの下から水がにじんだり、水栓本体の継ぎ目などが濡れたりすることがあります。
この場合もカートリッジなど内部部品が関係していることがありますが、機種によって構造が違うため、水漏れ箇所を確認したうえで原因を判断します。
レバーが固い・動きが悪い
以前よりレバーが重くなったり、上下左右へスムーズに動かなくなったりすることがあります。
内部のカートリッジなどが劣化している場合があります。
無理にレバーを動かし続けると別の部分に負担がかかることもあるため、動きがおかしい場合は早めに状態を確認した方がよいでしょう。
レバーを閉めても水が完全に止まらない
レバーを閉めても少量の水が流れ続ける場合も、内部で正常に止水できていない可能性があります。
「まだ少しだから」とそのまま使い続けるのではなく、症状が悪化する前に原因を確認しましょう。
バルブカートリッジとはどんな部品?
バルブカートリッジは、シングルレバー混合水栓の内部に使われている重要な部品の一つです。
レバーの動きに合わせて水量や温度を調節する役割があります。
長期間の使用などによってカートリッジが劣化すると、
- 水が止まりにくい
- 吐水口からポタポタ漏れる
- レバーの動きが悪い
などの症状につながることがあります。
現行記事でも紹介しているように、カートリッジは水の流れを制御する部品で、劣化や摩耗によって水漏れが起こることがあります。
ただし、カートリッジは水栓によって同じものが使われているわけではありません。
カートリッジはメーカー・品番によって違います
ここはDIYで修理しようとするときに特に注意してほしいポイントです。
カートリッジは見た目が似ていても、メーカーや水栓の品番によって適合する部品が異なります。
そのため、
「シングルレバーだから、このカートリッジで大丈夫だろう」
と見た目だけで購入するのはおすすめできません。
まず蛇口本体のメーカーや品番を確認し、その水栓に適合する補修部品を調べる必要があります。
また、古い水栓では適合するカートリッジがすでに製造終了している場合もあります。現行記事でも、メーカー・品番によって交換方法や部品が異なり、カートリッジが製造中止の場合は交換修理ができないことを説明しています。
カートリッジに「寿命○年」と一律には言えません
「バルブカートリッジは何年くらい使えるの?」
と気になる方もいると思います。
しかし、使用頻度や水栓の種類、使用環境などによって状態は変わるため、年数だけでカートリッジ交換が必要かどうかを判断するのは難しいところです。
私たちが実際に修理するときも、
「○年経ったからカートリッジ交換」
と年数だけで決めるわけではありません。
水漏れしている場所、レバーの動き、水栓本体の状態、適合する補修部品が残っているかなどを確認します。
年数は判断材料の一つとして考え、実際に出ている症状と水栓全体の状態を見ることが大切です。
カートリッジ交換は自分でもできる?
水栓の種類によっては、適合するカートリッジを用意して自分で交換できるものもあります。
基本的には、
- 止水する
- レバーを取り外す
- カートリッジを固定している部分を取り外す
- 古いカートリッジを取り外す
- 適合する新しいカートリッジを取り付ける
- 元通りに組み立てる
- 通水して水漏れがないか確認する
という流れになります。
ただし、これはあくまで一般的な流れです。
レバーの外し方やカートリッジの固定方法などは、メーカーや水栓の種類によって異なります。
DIYで特に注意したいのは「カートリッジ押さえ」です
長年使用した水栓では、カートリッジを固定している部分が固着していることがあります。
このような状態で無理に力をかけると、水栓本体を傷めてしまう可能性があります。
また、せっかく分解できても、購入したカートリッジが適合していなければ修理できません。
DIYで交換する場合は、
「メーカーと品番が分かる」
「適合部品を確認できる」
「無理なく分解できる」
ことを確認してから作業しましょう。
固くて外れない場合は、無理に作業を続けないことも大切です。
実際にカートリッジ交換で修理できるケースもあります
実際の修理現場でも、カートリッジ交換によって水栓をそのまま使用できるケースがあります。
洗面台のシングルレバー水栓で、水が完全に止まらなくなったケースでは、水栓を確認して適合するカートリッジを調べ、部品交換による修理を行いました。
このように、水栓本体の状態に大きな問題がなく、適合する補修部品が供給されていれば、必ずしも水栓本体を交換する必要はありません。
カートリッジ交換ではなく蛇口本体交換になることもあります
一方で、カートリッジ交換ができない、または本体交換を検討した方がよいケースもあります。
例えば、
- 適合するカートリッジが製造終了している
- 水栓本体にも腐食や傷みがある
- 複数箇所から水漏れしている
- カートリッジ以外にも不具合がある
- 長期間使用しており、ほかの部分の劣化も進んでいる
といった場合です。
ここでも大切なのは、「古いから必ず交換」「カートリッジが悪いから必ず部品交換」と最初から決めつけないことです。
水栓全体の状態と補修部品の供給状況を確認したうえで、部品修理と本体交換のどちらが適しているか判断します。
カートリッジを交換しても直らない場合は?
自分でカートリッジを交換したものの、
「まだポタポタ漏れる」
「別のところから水が漏れている」
ということもあります。
この場合、交換作業そのものが原因とは限りません。
そもそもの水漏れ原因がカートリッジではなかったり、別の部品や水栓本体側に不具合があったりする可能性もあります。
何度も部品を購入して交換するより、一度水漏れ箇所と水栓全体の状態を確認した方がよい場合があります。
シャワーホース付きのシングルレバー水栓はシンク下の水漏れにも注意
キッチンや洗面台では、吐水口を引き出して使えるシャワーホース付きのシングルレバー水栓があります。
このタイプでは、カートリッジだけでなく、シャワーホース側から水漏れすることもあります。
キッチンの場合、ホースから漏れた水がそのままシンク下へ流れていくため、「シンク下が濡れているから排水管の水漏れだ」と勘違いすることがあります。
これは私たちが実際の現場でもよく確認する症状です。
シンク下の水漏れについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
「シンク下の水漏れ原因と応急処置方法 | 放置すると危険な理由とは」
単水栓・2バルブ混合水栓の場合はこちら
ハンドルを回して水を出したり止めたりする単水栓・2バルブ混合水栓は、シングルレバー混合水栓とは構造が異なります。
こちらでは、コマパッキンやスピンドルの劣化などについて詳しく解説しています。
蛇口の種類や水漏れ箇所が分からない場合はこちら
「自宅の蛇口がどのタイプか分からない」
「蛇口のどこから水漏れしているのか判断できない」
という場合は、蛇口水漏れの総合記事から確認してください。
吐水口、レバーやハンドルの根元、本体、取り付け部分、シャワーホースなど、水漏れしている場所から考えられる原因をまとめています。
「蛇口の水漏れ原因と直し方|ポタポタ水漏れするときの対処法を解説」
キッチン・洗面台など場所別の蛇口について
同じシングルレバー混合水栓でも、設置されている場所によって確認するポイントが違います。
キッチンの蛇口について詳しく知りたい方はこちら。
洗面台の蛇口について詳しく知りたい方はこちら。
広島でシングルレバー混合水栓の水漏れにお困りの方へ
水道修理ネクストでは、キッチンや洗面台などのシングルレバー混合水栓の水漏れ修理・交換に対応しています。
水漏れしているからといって、最初からカートリッジ交換や水栓本体交換と決めるのではなく、まず症状と水漏れ箇所を確認することが大切です。
カートリッジ交換で対応できる場合もあれば、別の部品が原因となっている場合や、水栓本体を交換した方がよい場合もあります。
水栓のメーカーや品番、補修部品の供給状況なども確認したうえで、修理方法を判断します。
まとめ|シングルレバー混合水栓は水漏れ原因を確認してから修理しましょう
シングルレバー混合水栓で水漏れした場合、代表的な原因の一つがバルブカートリッジの劣化や不具合です。
しかし、
「シングルレバー水栓=カートリッジ交換」
と決めつけるのはおすすめできません。
水漏れしている場所や症状によっては、ほかの部品や水栓本体側が原因となっている場合もあります。
まず、
「どこから水漏れしているのか」
「レバーの動きに異常はないか」
「メーカー・品番は確認できるか」
「適合する補修部品が残っているか」
を確認しましょう。
適合するカートリッジがあり、水栓本体の状態も良ければ、部品交換によってそのまま使い続けられることがあります。
一方、本体の傷みが進んでいたり補修部品が製造終了していたりする場合には、本体交換を検討した方がよいこともあります。
年数だけで決めるのではなく、水栓全体の状態を見て「修理か交換か」を判断する。
これが、シングルレバー混合水栓を長く安心して使うためのポイントです。
蛇口の水漏れ修理方法 | 単水栓・2バルブ混合水栓
単水栓・2バルブ混合水栓の水漏れは「どこから漏れているか」を確認しましょう
昔からあるハンドル式の蛇口から、
「蛇口を閉めても先端からポタポタ水が落ちる」
「ハンドルの根元から水が漏れてくる」
「以前より強く締めないと水が止まらなくなった」
といった症状が出ることがあります。
単水栓や2バルブ混合水栓は比較的シンプルな構造なので、コマパッキンなどの部品交換で直せることもあります。
しかし、「蛇口からポタポタ漏れる=コマパッキンだけ交換すれば直る」とは限りません。
実際の修理現場では、コマパッキンだけでなくスピンドルが摩耗していたり、一部が欠けてガタついていたり、蛇口本体側まで傷んでいたりすることがあります。
まずは蛇口を分解する前に、どこから・どんなときに水が漏れているのかを確認してみましょう。
単水栓と2バルブ混合水栓とは?
単水栓は、一つのハンドルを回して水を出したり止めたりするシンプルな蛇口です。
屋外や洗濯機まわりなどでもよく使われています。
2バルブ混合水栓は、水とお湯それぞれのハンドルがあり、2つを回して水量や温度を調節します。
キッチン、浴室、洗面台などで現在も使用されているご家庭があります。
これらの蛇口では、ハンドルを回すと内部のスピンドルが上下し、その下にあるコマパッキンなどによって水を出したり止めたりする仕組みが使われています。
そのため、長年使用しているとコマパッキンだけでなく、スピンドルなどの部品も摩耗していきます。
蛇口の先端からポタポタ水漏れする
ハンドルを閉めているのに蛇口の先端からポタポタ水が落ち続ける場合、まず考えられるのがコマパッキンなどの劣化です。
コマパッキンは蛇口内部で水を止めるための部品です。
長期間使用するとゴム部分が摩耗・劣化し、しっかり水を止められなくなることがあります。
比較的新しく、ほかの部品に問題がなければ、コマパッキンを交換するだけで水漏れが直ることもあります。
コマパッキンを交換しても直らないことがあります
ここは、私たちが実際の修理現場でよく確認するポイントです。
蛇口の先端から水漏れしているからといって、原因がコマパッキンだけとは限りません。
長年使用した蛇口では、スピンドルが摩耗していたり、一部が欠けてガタガタになっていたりすることがあります。
さらに、蛇口本体側の内部にも傷みがあり、溝などが欠けていることもあります。
このような状態でコマパッキンだけを新品にすると、一旦は水漏れが止まることがあります。
ところが、スピンドルや本体側の傷みは残っているため、しばらくすると再びポタポタ漏れ始めるケースがあります。
そのため私たちは古い蛇口を修理するとき、コマパッキンだけを見るのではなく、スピンドルや蛇口本体側の状態も一緒に確認します。
「自分でコマパッキンを交換したのに水漏れが直らない」
「交換した直後は止まったのに、また漏れ始めた」
という場合も、交換方法が間違っているとは限りません。
ほかの部品や蛇口本体側が傷んでいる可能性も考えてみましょう。
ハンドルの根元から水漏れする
ハンドルを回して水を出したときに、ハンドルの根元から水がにじんでくることがあります。
この場合は、スピンドル周辺のパッキンなどが劣化している可能性があります。
蛇口先端からのポタポタと違って、「蛇口を使っているときだけ漏れる」場合があるのも特徴です。
水漏れ箇所を確認するときには、
「蛇口を閉めていても漏れるのか」
「水を出したときだけ漏れるのか」
も見ておくと、原因を判断する手掛かりになります。
パイプの付け根から水漏れする
蛇口本体と吐水パイプの接続部分から水が漏れることもあります。
この場合は、接続部分に使用されているパッキンなどの劣化が考えられます。
特にパイプを左右へ動かすことが多いキッチンなどでは、長期間使用することで接続部分が傷んでくることがあります。
蛇口先端のポタポタとは原因となる部品が違うため、漏れている場所をよく確認することが大切です。
壁との取り付け部分から水漏れする場合
壁付タイプの蛇口では、蛇口と壁との取り付け部分から水が漏れることがあります。
この場合はコマパッキンとは別の原因を考える必要があります。
接続部分のシールテープや取り付け状態などが関係していることもあれば、給水・給湯側の接続部分に問題があることもあります。
壁側から水が漏れているように見える場合は、無理に蛇口を取り外さず、専門業者へ相談することをおすすめします。
コマパッキンは自分で交換できる?
単水栓や2バルブ混合水栓は、蛇口の中でも比較的構造が分かりやすいため、原因がコマパッキンであれば自分で交換できる場合があります。
ただし、作業を始める前に必ず止水してください。
また、古い蛇口では部品が固着していることがあります。
力任せに回して別の部品を破損させてしまうと、簡単なパッキン交換では済まなくなることもあります。
不安がある場合は無理に分解しないことも大切です。
コマパッキン交換の基本的な流れ
まず、水道メーター付近の元栓や蛇口につながる止水栓を閉め、水が出ないことを確認します。
次にハンドルやナットなどを取り外し、内部のスピンドルやコマパッキンを確認します。
コマパッキンが摩耗していれば、蛇口に適合する新しい部品へ交換します。
その際、コマパッキンだけでなくスピンドルに摩耗・欠け・大きなガタつきがないかも確認してください。
部品を元通りに組み付けたら止水栓や元栓をゆっくり開け、水漏れが止まったかを確認します。
使用する部品の種類やサイズは蛇口によって異なるため、交換前に適合する部品を確認することも重要です。
実際にはコマパッキンとスピンドルの両方を交換することもあります
実際の修理現場では、コマパッキンだけでなくスピンドルまで傷んでいるケースがあります。
廿日市市で対応したキッチンの蛇口では、パッキンが摩耗しているだけでなく、長年強く締めて使用していたことでスピンドルにも傷みが見られました。
このような場合はコマパッキンだけで済ませず、状態を確認したうえでスピンドルも交換します。
古い蛇口でもパッキン交換で直せる場合があります
使用年数が長いからといって、必ず蛇口本体を交換しなければならないわけではありません。
実際に呉市で対応した浴室の蛇口では、約30年使用されていましたが、状態を確認したうえでパッキン交換による修理を行っています。
大切なのは、「何年使ったか」だけではなく「蛇口が現在どのような状態なのか」です。
DIYでの修理をおすすめしないケース
次のような場合は、無理に自分で修理せず専門業者への相談をおすすめします。
- 部品が固着して外れない
- 蛇口本体に腐食がある
- スピンドルが大きく摩耗・欠損している
- コマパッキンを交換しても水漏れが止まらない
- 一度直ったのに短期間で再発した
- 壁との取り付け部分から漏れている
- どの部品を交換すればよいか分からない
特に古い蛇口では、部品を外そうとして力をかけたことで別の箇所が破損することがあります。
DIYは「できるかどうか」だけではなく、蛇口全体の状態を見て判断することが大切です。
部品修理と蛇口交換、どちらがいい?
水漏れしたからといって、最初から蛇口を交換する必要はありません。
コマパッキンなど一部の消耗部品だけが傷んでいて、本体やスピンドルの状態が良ければ、部品交換で十分対応できる場合があります。
一方で、
- スピンドルが摩耗・欠損している
- 本体内部まで傷んでいる
- 強く締めないと水が止まらない
- 複数箇所に劣化が見られる
- 部品交換しても水漏れを繰り返す
- 使用年数が長く、今後ほかの箇所の故障も考えられる
といった場合は、蛇口本体の交換も選択肢になります。
「強く締めれば止まる」は蛇口が傷んでいるサインかもしれません
ポタポタ水漏れするようになると、ついハンドルを以前より強く締めてしまいがちです。
しかし、強く締め続けることでスピンドルや内部の部品にさらに負担をかけてしまうことがあります。
「最近ハンドルを強く締めないと止まらない」
という状態なら、単にパッキンだけが傷んでいるのではない可能性もあります。
無理に締め続けるより、一度内部の状態を確認した方がよいでしょう。
部品修理ではなく蛇口交換を選ぶこともあります
実際に長年使用した2ハンドル水栓で、内部の傷みが進み、強く締めないと水が止まらなくなっていたケースもあります。
このような場合でも「古いから交換」と一方的に決めるのではなく、部品修理ができるのか、本体を交換した方がよいのかを確認します。
修理と交換それぞれの方法を比較し、お客様と相談したうえで本体交換を選択することもあります。
シングルレバー混合水栓の水漏れは構造が違います
キッチンや洗面台などでよく使われている、1本のレバーで水量や温度を調節するシングルレバー混合水栓は、今回紹介した単水栓・2バルブ混合水栓とは内部構造が異なります。
シングルレバー混合水栓では、バルブカートリッジなどが水漏れの原因になることがあります。
シングルレバータイプはこちらの記事をご覧ください。
蛇口の種類が分からない場合はこちら
「自宅の蛇口がどのタイプか分からない」
「蛇口のどこから漏れているのか判断できない」
という場合は、先に蛇口水漏れの総合記事をご覧ください。
吐水口、ハンドルやレバーの根元、本体、取り付け部分、シャワーホースなど、水漏れしている場所から原因を確認する方法をまとめています。
「蛇口の水漏れ原因と直し方 | ポタポタ水漏れするときの対処方法を解説」
家のほかの場所でも水漏れしている場合は
水漏れは蛇口だけでなく、シンク下、洗面台、トイレ、給水管・給湯管などでも発生します。
「どこから水漏れしているのか分からない」という場合は、「家の水漏れはどこから?場所別の原因と対処法を現役水道屋が解説」から確認してみてください。
広島で単水栓・2バルブ混合水栓の水漏れにお困りの方へ
水道修理ネクストでは、キッチン・浴室・洗面台・洗濯機まわり・屋外など、さまざまな蛇口の水漏れ修理や交換に対応しています。
私たちが大切にしているのは、「水漏れしたから交換」「ポタポタするからパッキン交換」と最初から決めつけないことです。
まず水漏れしている場所を確認し、コマパッキン、スピンドル、蛇口本体などの状態を見たうえで、部品修理で対応できるのか、本体交換を検討した方がよいのかを判断します。
蛇口の水漏れでお困りの場合は、水道修理ネクストへご相談ください。
まとめ|コマパッキンだけでなく蛇口全体の状態を見ることが大切です
単水栓や2バルブ混合水栓の水漏れでは、コマパッキンの劣化が原因となっていることがあります。
しかし、長年使用した蛇口ではスピンドルが摩耗・欠損していたり、蛇口本体側まで傷んでいたりすることがあります。
その状態でコマパッキンだけ交換すると、一旦水漏れが止まっても、再び漏れ始めることがあります。
だからこそ、
「どこから漏れているのか」
「コマパッキン以外の部品は傷んでいないか」
「部品修理で今後も安心して使えるのか」
まで確認することが大切です。
自分でコマパッキンを交換しても水漏れが直らない場合も、作業方法だけが原因とは限りません。
何度も部品交換を繰り返す前に、スピンドルや蛇口本体側まで含めて状態を確認してみましょう。
蛇口の修理や交換 | お風呂(浴室)
前回のコラムでは台所(キッチン)の蛇口の修理や交換について書かせていただきました。
弊社に寄せられる蛇口の修理依頼の中で台所(キッチン)の次に多いのがお風呂(浴室)の蛇口の修理依頼です。
今回はそのお風呂(浴室)の蛇口について書いてみたいと思います。
お風呂(浴室)蛇口の種類
お風呂(浴室)の蛇口はその用途によって大きく分けて二種類に分類されます。
蛇口の故障や修理について書く前にこの二種類について整理しておきたいと思います。
浴室シャワー水栓
これは文字通り、シャワーのついた蛇口です。
蛇口本体にシャワーがついているのですが、シャワー専用のものとシャワーとカラン兼用のものがあります。
シャワー専用のものは蛇口本体にシャワーのみがついていて、湯水の吐水はこのシャワーからのみ行われます。
シャワーとカラン兼用ものは蛇口本体にシャワーのみではなく、スパウトと呼ばれる吐水口がついていて、ここからも湯水を吐水することができるので、浴槽にお湯を張ったり洗面器にお湯を受けたりすることができます。
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バス水栓
これは浴槽側に取り付けられた蛇口で、シャワーはついていません。
主に浴槽にお湯を張ったり、浴槽に水を入れてお湯の温度を調節したりするのに使われます。
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お風呂(浴室)の蛇口は大きく分けてこの二種類になります。
ここからはこれらの蛇口の故障の修理や交換について書きたいと思います。
蛇口の吐水口やシャワーヘッドからポタポタ水漏れして止まらない
台所蛇口同様に一番多いご依頼です。
特に蛇口の吐水口からの水漏れは比較的気付きやすいと思います。
蛇口のタイプによって水漏れの原因となる部品が違います。
ハンドルをひねって湯水を出すタイプ(ツーバルブ)の場合、ハンドルを外すとケレップといわれるコマ型の部品が入っています。
ほとんどの場合、このケレップは台所蛇口やその他の蛇口と同じものが使われています。
この先端のゴムの部分が経年劣化によってすり減ってくると水漏れを起こします。
このケレップを交換してやれば水漏れが治ることが多いです。
これがよくいわれる蛇口のパッキン交換です。
ハンドルではなく蛇口本体のよこや中央についたレバーのような部分を回すことによって湯水のを出したり止めたりする蛇口があります。
この蛇口はサーモスタッド式といいます
サーモスタッド式蛇口の場合、湯水を出したり止めたりする部品はケレップではありません。
止水バルブや開閉バルブなどと呼ばれる部品でメーカーごとや同じメーカーでも品番によって部品が違います。
修理の際はその蛇口用の止水バルブをしっかりと調べて専用のものに交換してあげる必要があります。
古いものになると既にこの止水バルブの製造が終了していたりしますので、その場合は蛇口の交換をお勧めします。
また、止水バルブはケレップと違った簡単に取り外しができないこともあります。
新品の時は割とスムーズに取り外せていたものが、使用するうちにさび付いたりして取り外しできなくなったりすることがあります。
このような場合は止水バルブだけでなく蛇口本体もかなり痛んでいることが多いので、やはり蛇口の交換をお勧めします。
シャワーとカランの切り替えがうまくいかない
これはシャワー水栓で起こる故障です。
シャワー水栓の多くのものにはシャーとカランの切り替えを行う切り替えバルブや切り替えハンドルと呼ばれる部品があります。
この切り替えバルブが経年劣化してくるとシャワーを使っているときにカランからも湯水が出てきたり、逆にカランを使っているのにシャワーから湯水がポタポタ出てきたりします。
この症状を修理するには切り替えバルブ(切り替えハンドル)を交換する必要がありますが、この部品もメーカーごとや同じメーカーでも品番ごとに違ってきますので、事前に必要な部品の品番をきちんと調べて特定してからの修理が必要になります。
また、古いタイプの蛇口の場合、この切り替えバルブ(切り替えハンドル)の製造が終了していることが多いので、その場合は新しい蛇口への交換をお勧めします。
温度調節がうまくいかない
この故障が多く見られるのはサーモスタッド式水栓です。
サーモスタッド式水栓には温度調節ユニットなどと呼ばれる部品があり、この部品で湯水の温度を調節しています。
この温度調節ユニットが経年劣化してくると温度調節がうまくいかなくなりますので、その際は交換して修理します。
ですが、この部品も止水バルブや切り替えバルブなどと同様に蛇口によって専用の部品が必要ですのでよく調べることと、製造終了している場合には修理ではなく蛇口交換することが必要になります。
また、温度調節がうまくいかない場合に注意して欲しいのが、蛇口の不具合ではなく給湯器の不具合による場合があるということです。
給湯器が古くなっていて不具合を起こし、そのせいで一定の温度でお湯を沸かすことができなくなっていることがありますので、こちらも確認してみる必要があります。
そのほかのお風呂蛇口(浴室蛇口)の故障
- シャワーホースから水漏れする
- クリックシャワー(シャワーヘッドに一時止水ボタンがあるタイプ)がうまく動作しない
- サーモスタッド式水栓の温度調節のハンドルが動かない
- サーモスタッド式水栓の温度調節バルブが吹き飛んだ
- 浴槽についているデッキ式水栓の下の方からシューシュー音がする
- 壁から出ている蛇口の脚のような物の根元から水漏れする
- 壁から出ている蛇口の脚のような物と御大のつなぎの部分から水漏れする
などなど、おふと(浴室)の蛇口の故障や水漏れは様々なものがあります。
台所蛇口と同様にそれぞれの故障の状況や原因によって修理や蛇口交換をする必要があります。
故障して症状がではじめたものはやはり勝手には直ってはくれませんので、なるべく早めにご相談ください。
蛇口交換について | DIYでの失敗例
前回のコラムで水道法について書かせてもらいました。
で、基本的にはパッキン交換くらいならば誰がやっても問題ないけれど、蛇口の交換とかは水道局指定業者にやってもらったほうがいいですよっていうお話だったんですけど、でもやっぱり自分でやりたいって人もいると思います。
今回はそんな方に向けたコラムです。
蛇口交換で多い失敗例
弊社にいただくご依頼の中でもお客様がご自分で蛇口を交換しようとしたけど、うまくいかなくてなんとかしてくださいっていうご依頼がたまにあります。
そんなご依頼の中から特に多いものをご紹介します。
水道管(給水管・給湯管)が折れたっ!
これが一番多いご依頼です。
壁付きの混合水栓でよく起こるトラブルです。
ご主人がホームセンターで買ってきた蛇口に交換しようとして壁の中の水道管(給水管・給湯管)を折ってしまうんです。
壁付きの蛇口交換をする場合は、新しい蛇口をつける時よりも古い蛇口を外すときのほうが注意が必要なんです。
蛇口本体を外した後に壁の中の給水・給湯管各々につながっているクランクという部品(蛇口の足のような部分で壁からハの字型に出ている部品)を外すのですが、この時に注意が必要です。
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まず確認しなければいけないのが、壁の中の給水・給湯管がグラグラしていないか?ということです。
普通、水道管はぐらつかないように壁の中で固定されています。
この固定が不十分だったり、経年劣化して固定が効いていなかったりするとぐらついています。
このぐらついた水道管につながっているクランクに無理に力を加えると水道管が折れてしまうことがあります。
作業するときのコツは
- ぐらついている水道管をなんとかしっかり固定する。
- クランクを回すときの力の加え方。
の二点です。
1の水道管の固定ですが、壁からわずかでも出ている場合はパイプレンチなどを使って片手で支えて、もう一方の手でクランクを回すようにします。
この時にクランク根元の座金が邪魔になる場合は金切りノコでもニッパーでもレシプロソーでもなんでもいいので使って座金を取り除くと作業しやすくなります。
2のクランクを回すときの力の加え方ですが、クランクに工具をかませて力を入れる時に均等にグーっと力を入れるのではなく、トン!トン!って感じで工具を叩くように力を入れてあげると折れにくいです。
1も2も文章で説明するのは難しいのでうまく伝わらないかもしれませんが、なんとなくニュアンスだけでも伝われば・・・
あと、どうしてもクランクが外れない場合もあります。
この場合は無理に古いクランクを外さずにそのままの状態で新しい蛇口本体をつける方法などもあるのでそうしたほうがいいこともあります。
なんにしても蛇口をご自分で交換しようとして壁の中の水道管を折ってしまうと最初から水道業者に頼むよりもはるかに費用も時間もかかってしまいますので、経験がない場合はあまり無理をしない方がいいと思います。
もしご主人がこういった失敗をしたとしても、ホームセンターなどで「自分で簡単にできますよ!」みたいな感じで蛇口などを売っていることがそもそも良くないと思いますので、世の奥様方はご主人をあまり責めないであげてくださいね。
きっとご主人は奥様のために新しい蛇口に交換してあげようとしてくれたのだと思いますので。
