コラム

高圧洗浄と薬剤洗浄の違いーどちらを選ぶべき?

家の水回りや外壁の掃除を考えたとき、「高圧洗浄」と「薬剤洗浄」という方法があります。どちらも汚れを落とすために使われますが、仕組みや効果、適したシーンは大きく異なります。ここではその違いと、家庭でできる範囲、専門業者に任せるべきケースを整理してみましょう。

 

高圧洗浄とは

水をポンプで加圧し、勢いよく噴射して汚れを削ぎ落とす方法です。

  • 特徴:水だけで汚れを落とす

  • 強み:カビ・苔・泥汚れ・油脂の固まりなどを物理的に除去

  • 適した場所:外壁、コンクリート、排水管、浴室の水垢

メリット

  • 薬品を使わないので環境にやさしい

  • 洗浄力が強く、広範囲を短時間で処理できる

デメリット

  • 素材を傷めることがある(木材・塗装・コーキング材など)

  • 殺菌効果は弱く、再発防止には不向き

 

薬剤洗浄とは

薬品の化学反応によって汚れを分解・溶解する方法です。

  • 特徴:洗剤や専用薬剤を使用

  • 強み:油脂、尿石、カビ菌など「水圧だけでは落ちない汚れ」に有効

  • 適した場所:トイレの尿石、排水管のぬめり、浴室の黒カビ

メリット

  • 汚れを分解するため根本から除去できる

  • 殺菌や消臭効果が期待でき、再発を抑制

デメリット

  • 強い薬剤は人体や配管への影響がある

  • 換気や防護が必要で、扱いには注意が必要

 

家庭でできる方法

  • 高圧洗浄:家庭用の高圧洗浄機で

    • ベランダや駐車場のコンクリート洗浄

    • 網戸・サッシのほこり落とし

    • 浴室の軽い水垢落とし

  • 薬剤洗浄:市販洗剤を使って

    • 排水口のぬめり取り(重曹+クエン酸や市販パイプクリーナー)

    • トイレの尿石落とし(酸性洗剤)

    • 浴室のカビ取り(塩素系漂白剤)

👉 家庭でできる範囲は「表面の汚れ落とし」や「軽度な詰まり・カビ」。

 

業者に依頼すべきケース

  • 高圧洗浄

    • 排水管の奥まで洗浄したい(家庭用機では威力が足りず届かない)

    • 外壁や屋根の塗装前に下地処理が必要

    • 頑固なコンクリート汚れや苔の除去

  • 薬剤洗浄

    • 強い薬剤を使わないと落ちない尿石やスケールの蓄積

    • 排水管内部の油脂・ヘドロの厚い付着

    • 飲食店や集合住宅など大量の水を扱う施設

👉 業者の強みは「専用ノズル・業務用機械・強力薬剤」の3点。安全性と確実性を両立できます。

 

今回のまとめ

  • 排水管の詰まりや広範囲の汚れ → 高圧洗浄

  • しつこい付着物や菌 → 薬剤洗浄

  • 最も効果的なのは“併用”:まず高圧洗浄で汚れを削ぎ落とし、その後に薬剤で除菌・消臭を行うと長持ちします。

家庭で対応できる範囲を超える場合や、安全に作業できる自信がない場合は、無理せず専門業者へ依頼するのがおすすめです。

 

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