高圧洗浄と薬剤洗浄の違いーどちらを選ぶべき?
投稿日:2025.09.13
家の水回りや外壁の掃除を考えたとき、「高圧洗浄」と「薬剤洗浄」という方法があります。どちらも汚れを落とすために使われますが、仕組みや効果、適したシーンは大きく異なります。ここではその違いと、家庭でできる範囲、専門業者に任せるべきケースを整理してみましょう。
高圧洗浄とは
水をポンプで加圧し、勢いよく噴射して汚れを削ぎ落とす方法です。
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特徴:水だけで汚れを落とす
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強み:カビ・苔・泥汚れ・油脂の固まりなどを物理的に除去
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適した場所:外壁、コンクリート、排水管、浴室の水垢
メリット
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薬品を使わないので環境にやさしい
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洗浄力が強く、広範囲を短時間で処理できる
デメリット
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素材を傷めることがある(木材・塗装・コーキング材など)
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殺菌効果は弱く、再発防止には不向き
薬剤洗浄とは
薬品の化学反応によって汚れを分解・溶解する方法です。
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特徴:洗剤や専用薬剤を使用
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強み:油脂、尿石、カビ菌など「水圧だけでは落ちない汚れ」に有効
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適した場所:トイレの尿石、排水管のぬめり、浴室の黒カビ
メリット
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汚れを分解するため根本から除去できる
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殺菌や消臭効果が期待でき、再発を抑制
デメリット
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強い薬剤は人体や配管への影響がある
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換気や防護が必要で、扱いには注意が必要
家庭でできる方法
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高圧洗浄:家庭用の高圧洗浄機で
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ベランダや駐車場のコンクリート洗浄
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網戸・サッシのほこり落とし
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浴室の軽い水垢落とし
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薬剤洗浄:市販洗剤を使って
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排水口のぬめり取り(重曹+クエン酸や市販パイプクリーナー)
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トイレの尿石落とし(酸性洗剤)
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浴室のカビ取り(塩素系漂白剤)
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👉 家庭でできる範囲は「表面の汚れ落とし」や「軽度な詰まり・カビ」。
業者に依頼すべきケース
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高圧洗浄
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排水管の奥まで洗浄したい(家庭用機では威力が足りず届かない)
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外壁や屋根の塗装前に下地処理が必要
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頑固なコンクリート汚れや苔の除去
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薬剤洗浄
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強い薬剤を使わないと落ちない尿石やスケールの蓄積
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排水管内部の油脂・ヘドロの厚い付着
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飲食店や集合住宅など大量の水を扱う施設
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👉 業者の強みは「専用ノズル・業務用機械・強力薬剤」の3点。安全性と確実性を両立できます。
今回のまとめ
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排水管の詰まりや広範囲の汚れ → 高圧洗浄
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しつこい付着物や菌 → 薬剤洗浄
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最も効果的なのは“併用”:まず高圧洗浄で汚れを削ぎ落とし、その後に薬剤で除菌・消臭を行うと長持ちします。
家庭で対応できる範囲を超える場合や、安全に作業できる自信がない場合は、無理せず専門業者へ依頼するのがおすすめです。
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