水道代が高い家庭にありがちな習慣ベスト5
投稿日:2025.09.13
「水道代が高い」と感じるご家庭の多くは、無意識のうちに“水の使いすぎ習慣”を持っています。日本の水道料金の平均は、上下水道合わせて1ℓあたり約0.25円前後(地域差あり)。一見わずかな金額ですが、日常の積み重ねで年間数万円の差が生まれます。今回は、水道の専門家として、特に影響が大きい5つの習慣をデータとともにご紹介します。
第1位 お風呂の浴槽の湯を毎回入れ替える
浴槽を使うたびに湯をすべて入れ替えると、1回で200ℓ前後の水を消費します。これを毎日続ければ、月に6,000ℓ以上にも。
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浴槽1杯:約200ℓ(一般的な家庭用浴槽の場合)
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200ℓ × 0.25円 ≒ 50円/回
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毎日入れ替えると → 月1,500円/年18,000円
残り湯を洗濯(1回で40〜50ℓ節約)や掃除に再利用するだけで、年間数千円以上の節約につながります。
第2位 シャワーを流しっぱなしで使用する
シャワーは1分で約12ℓの水が流れます。例えば5分間の洗髪時に止めずに使うと、60ℓもの水を使ってしまいます。
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シャワーの水量:約12ℓ/分
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10分間流しっぱなし → 120ℓ(約30円)
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家族4人が同じ使い方をすると → 1日480ℓ(約120円)、年間約44,000円
止水ボタン付きのクリックシャワーヘッドを導入すると、平均で20〜30%の節水が可能です。
クリックシャワーヘッドに交換する際の注意点として、かならず本体とシャワーホースの間に調圧弁をつける様にしてください。
第3位 旧式トイレを使い続けている
1990年代以前のトイレでは、1回の洗浄で10〜13ℓの水を消費するものが主流でした。最新型の節水トイレでは大で約5ℓ、小で約3ℓ。
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旧式(13ℓ洗浄) × 1人5回/日 × 4人家族
→ 260ℓ/日(約65円) -
節水型(大5ℓ・小3ℓ)なら半分以下の水量に
→ 年間で約23,000円の差になることもあります。
水道代が高い家庭ほど、設備更新による効果は大きいです。
第4位 食器を流しながら洗っている
「すすぎ」と「洗い」を同時に行うスタイルは、非常に水のロスが大きい方法です。ため洗いに切り替える、あるいは食洗機を導入するだけで、1日数十ℓ単位の節水が期待できます。
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水を出しっぱなしで10分間洗う → 約120ℓ(約30円)
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毎日続けると → 月3,600円、年間43,000円
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ため洗いや食洗機の利用で、1回あたりの使用水量は10〜15ℓ程度に抑えられます。
最新の食洗機は手洗いに比べて約1/6の水量で済むケースもあります。
第5位 少量でも毎日洗濯する
家庭用洗濯機は、洗濯物の量にかかわらず一定量の水を使用する仕組みです。まとめ洗いを基本とし、どうしても少量で回す場合は「節水モード」や「スピードコース」を利用するとよいでしょう。
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一般的な全自動洗濯機:1回あたり約100ℓ
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1日1回洗濯 → 月3,000ℓ(約750円)、年間9,000円
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2日に1回にまとめるだけで → 年間4,500円の節約
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ドラム式洗濯乾燥機なら、1回あたり50ℓ程度に抑えられる機種もあります。
まとめとご提案
水道代は「1回の使用量 × 習慣 × 家族人数」で大きく変わります。
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設備の更新(トイレ・洗濯機・食洗機) → 年間数万円単位の節約効果
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生活習慣の改善(シャワー時間・まとめ洗い・残り湯利用) → 今日からすぐ実践可能
特に、4人家族で上記5つをすべて改善した場合、年間5〜7万円の節約も十分可能です。水道代が高いと感じるご家庭は、まず日常の使い方から見直してみてください。
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