新旧トイレ比較!最新型トイレの節水効果は?
はじめに
毎日必ず使うトイレは、実は家庭の水道代の大きな割合を占めています。日本の家庭における水の使用量のうち、トイレは約2割前後を占めるといわれています。
最新のトイレは節水性能が大幅に進化しており、旧型トイレと比べると水道代を大きく削減できる可能性があります。今回は、最新トイレの節水効果と、旧型との水道代の違いについてわかりやすく解説します。
旧型トイレと最新トイレの水量の違い
まずは、トイレの1回あたりの洗浄水量を比較してみましょう。
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旧型トイレ(1980〜1990年代主流):1回あたり約13L
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節水型トイレ(2000年代以降):1回あたり約6L
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超節水型トイレ(最新モデル):1回あたり約3.8L〜4.8L
つまり、旧型と最新型では 1回で8L以上の差 があるのです。
水道代はいくら違う?年間の節約額を試算
では、実際の水道代はどれくらい変わるのでしょうか。
家族4人の場合(1人1日5回使用と仮定)
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旧型トイレ(13L × 5回 × 4人 × 365日)
→ 年間 約95,000L使用 -
最新トイレ(4.8L × 5回 × 4人 × 365日)
→ 年間 約35,000L使用
差し引き 年間で約60,000L(約60㎥)の節水 になります。
水道料金の全国平均を1㎥=約250円とすると…
約15,000円の節約効果!
10年使えば、トイレ交換費用の一部を十分に回収できる計算です。
節水だけじゃない!最新トイレのメリット
最新のトイレは節水以外にも、暮らしを快適にするさまざまな機能があります。
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汚れにくい便器素材(セラミックコーティング・防汚加工)
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フチなし形状で掃除が簡単
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自動洗浄や自動開閉機能で衛生的
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脱臭機能や節電機能付きのウォシュレット
「節水効果+清掃性+快適性」が大きく進化しているのが特徴です。
旧型トイレを使い続けるリスク
古いトイレを使い続けると、節水面以外にもデメリットがあります。
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水道代が高くなりやすい
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詰まりやすく流れが悪い
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部品が手に入らず修理が難しい
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水漏れや故障のリスクが高まる
結果的に「修理費+高い水道代」で損をしてしまうケースも少なくありません。
まとめ|トイレのリフォームは節約につながる
最新トイレは、旧型に比べて1回あたりの使用水量を半分以下に抑えられます。
家族4人なら年間1万5千円前後の水道代節約が可能で、10年単位で考えれば大きなメリットです。
「水道代が気になる」「トイレが古くなってきた」と感じたら、節水効果の高い最新トイレへのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
✅ FAQ(最新トイレの節水効果に関するよくある質問)
Q1. 最新の節水トイレはどれくらい水を使いますか?
A. 最新の超節水型トイレは1回あたり約3.8L〜4.8Lの水で流せます。旧型の13Lタイプに比べて半分以下の水量で済むため、家計に優しいのが特徴です。
Q2. 節水トイレにすると本当に水道代は安くなりますか?
A. はい。家族4人が1日5回使用すると仮定した場合、年間で約6万L(約60㎥)もの水を節約できます。水道料金の平均単価で換算すると、年間で1万円〜1万5千円程度の節約効果が見込めます。
Q3. 節水トイレは流れが悪いって本当ですか?
A. 以前の初期型節水トイレでは流れが弱いと感じることもありましたが、最新のトルネード水流機能を搭載したモデルは、少ない水量でもしっかり洗浄できるよう改良されています。
Q4. 節水トイレのデメリットはありますか?
A. 初期費用が旧型より高い場合がありますが、水道代の節約効果や掃除のしやすさを考えると長期的にはメリットが大きいです。また、施工スペースによっては取り付けに工夫が必要な場合もあるため、専門業者に相談すると安心です。
Q5. トイレの交換はどのくらいの期間で元が取れますか?
A. 節水による年間の節約額は1万円〜1万5千円ほど。仮に30万円のリフォーム費用をかけても、20年使用すれば水道代だけで20万〜30万円の差が生まれます。快適性や衛生面も向上するため、費用対効果は高いといえます。